事業紹介:DCサーボモータドライバ事業
当社開発のモータドライバには、1枚基板形状のInrosシリーズ、ロボット内蔵向け小型多層基板形状のKyrosシリーズがあります。
Inrosシリーズは産業設備用として1枚基板形状、Kyrosシリーズはロボットに内蔵できるよう小型多層基板形状になっています。
Inrosシリーズ、Kyrosシリーズのそれぞれにおいて、高性能モデルと廉価モデルを用意しており、
R&Dやハイエンド用途向けの高性能モータドライバ、量産用途向けの安価なモータドライバ、とユーザが選択することが可能です。
特許出願済
Kyrosシリーズは、特徴的な構造により、EMC特性向上を図っています (PAT出願No. 2022-182080)
Kyrosシリーズは、特徴的な構造により、EMC特性向上を図っています (PAT出願No. 2022-182080)
製品画像 (Inrosシリーズ / Kyrosシリーズ)


製品型式


性能概要
共通仕様 ~電気特性~

モデル別仕様 ~制御特性~

フィードバック制御
電流/速度/位置のフィードバック制御
モータ制御は、電流制御、速度制御、位置制御の3階層のフィードバックにより実現されています。
電流制御ループでは、電流指令値とモーターに流れるUVW三相の計測電流値を元にPI制御を行います。
PI制御、ベクトル制御による電圧指令を、PWMインバータに与える事によってモータ駆動します。
PI制御、ベクトル制御による電圧指令を、PWMインバータに与える事によってモータ駆動します。
速度制御ループでは、速度指令値とエンコーダから入力される速度情報を元にPI制御を行います。
PI制御による出力電流指令を、電流制御ループに対する電流指令値として与えます。
PI制御による出力電流指令を、電流制御ループに対する電流指令値として与えます。
位置制御ループでは、位置指令値とエンコーダから入力される位置情報を元にPID制御を行います。
PID制御による出力速度指令を、速度制御ループに対する速度指令値として与えます。
PID制御による出力速度指令を、速度制御ループに対する速度指令値として与えます。

EtherCAT通信
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・最短通信周期:50 μsec
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・モーションプロファイルCiA402対応
制御モード:CSTモード, CSVモード, CSPモード, PPモード, Homingモード -
・KSJ製EtherCAT masterとセットでの評価が可能
Configツールで設定できる内容はSDO通信で設定することも可能。 -
・Object dictionaly
Table更新予定。(ダウンロード)
Tuning tool for KSJ motor driver
Auto-tuning based on frequency response
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古典制御論に基づき、周波数応答結果による自動チューニングツールを開発しています。 KSJのチューニングは、モータ単体で行うものではなく、モータに接続されている負荷も考慮して行っています。 また、ドライバの制御アルゴリズムと共に、チューニングアルゴリズムも、ユーザへと公開しています。
◆メイン画面

◆ボード線図
当社のチューニングツールでは、これらを考慮したフィルタ設定機能も実装しています。

◆ナイキスト線図

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