事業紹介:画像処理システム開発事業

産業用画像処理は、一般的に、制御システムにおいて非常に重要な技術でありますが、その用途/要求性能は 非常に多岐に亘っています。そのため、市場に出回っている画像処理モジュールは、ある程度の要求仕様をカバー できるものになり、結果として高価な製品と成らざるを得ません。当社では、これらの背景に着目し、産業用途で 安価なモジュール提供を行うことを目指し、本事業をスタートさせました。
当社モジュールの特色は、「弊社標準の画像処理用FPGAロジックをベースとしたカスタム対応」、「CMOS グローバルシャッターにより動作中でも歪みなく対象物を認識可能」な点です。
お客様のニーズに合わせたカスタム開発は、必要となる機能に特化できるため、一般的な産業用画像処理 モジュールと比べ、圧倒的に処理ロジックを小さくできます。処理ロジックのコンパクトさは、そのまま、 FPGAサイズの容量、すなわち、コストへと反映できます。
CMOSグローバルシャッターを採用している点は、弊社画像処理がFPGAベースであることとも関連しますが、 高速なシステムへの展開にも対応するためです。例えば、製造ラインにおいてシビアなタクトタイムを要求される 場合や、モーション制御において画像処理結果をもとに可能な限り早くターゲット位置に到達したい場合などでは、 ローリングシャッターのように画像をライン読み出ししていては、対象物が停止していなければ、歪みのない画像を 取り込めませんでした。CMOSグローバルシャッターであれば対象物を停止させることなく歪みのない画像が取込 可能で、FPGAで高速処理した結果を瞬時にフィードバック可能となります。

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産業用向けFPGA画像処理基板を安価に提供!

「動いているターゲットの画像解析結果をリアルタイムに制御へフィードバック」
自社開発により、難題なこの課題を安価に解決いたしました

  • ・CMOSグローバルシャッターが、FPGAに動作中でも歪みのない画像データを高速入力(>100 fps)!
  • ・ライトやイメージセンサを、FPGAから直接制御するため、制御遅延がない!
  • ・「画像入力、処理・解析、画像出力」を全てFPGA内で完結。低レイテンシー&高スループットの達成!
  • ・FPGA上で動作するEtherCAT通信機能を搭載することができます!


画像処理事業

画像処理システム開発の歩み

2017年
  • ・画像処理技術の確立を目指し、第一ステップとして、安価なWebカメラからデータを取り込み、 組み込みボードで処理する技術の汎用化を目指した
  • ・移動中の目標物の画像を取り込み、FPGAで高速画像処理を行う基礎技術を確立した
2018年
  • ・リアルタイムで、高速な画像処理システムを実現するために、グローバルシャッター機能付の On Semiconductor社製PYTHON CMOS高速イメージセンサから画像データをFPGAに 取り込み、FPGAで画像処理を行うボードの開発をおこなった
  • ・Xilinx社のハードIPライブラリxfOpenCVを用いて、さまざまな画像処理アルゴリズムを 組み合わせてFPGAで高速に処理できるシステムを開発した